konchaosの日記

未成年の方はご遠慮ください

無職の童貞がソープランドへ行った話

私がソープランドへ行くことになったきっかけは数年前、友人との約束であった。
「25歳になっても彼女がいなかったら、一緒にソープランドへ行こう」
それから25歳の約束の時。友人には彼女ができた。
一方私は何の成果も得られませんでした。
ネットのソープレポを見たりアドバイスを参考にしたりして知見を深め、覚悟を決める。禁欲はある程度した方がいい。清潔感のある服装を心がけ。爪の処理は念入りに。写メ日記などを見て会話デッキの用意、などなど。
禁欲してから4日経ちムラムラが限界に達し、翌日予約することに決める。口コミで評判が一番よさげな店舗に電話した。そして女の子の指名だが、私は迷っていた。自分の中でいくつか候補を挙げ、その中でソープ初心者にオススメの女の子を店員さんに選んでもらった。ありがとう店員さん。時間は14時20分から100分コースで予約した。予約時の名前は、この世で一番の自由を手に入れた者の名を借りた。
「イエガです」
「イエダさんですね、それではお待ちしております」
正確に伝わらなかったが訂正するのも恥ずかしいのでやめた。電話が終わると安堵と期待に包まれ、何故かそれまで感じていたムラムラからも解放された。
ライナー、やるんだな!明日!ソープ嬢と!
当日は店に行く前に午前中にジムへ行き筋トレをしてからシャワーを浴びた。そして車で1時間強かけて時間ギリギリに店に到着した。お金を払うと、待合室に案内された。この時は幸い他の客に遭遇することもなかった。しばらくすると女の子がいるエレベーターへと案内された。ただでさえ身長が低い女の子が何故かしゃがんで待っていた。髪型はショートカットで、ホームページの情報が正しければ15センチの身長差である。そして声はアニメ声と表記されていたが全然気にならない。自然だ。
「完璧っ!間違いなく最高の嬢を指名できた!!」
そう確信し、手を引かれ部屋へと案内される。
行くぞ風俗嬢。ゴムの貯蔵は十分か。
部屋の中にはソファにベッド、そして奥に湯船、シャワーとマットがあった。ちなみにゴムは机の上に何種類も置いてあり十分な品揃えだった。一般的には、先に洗体、マット、それからベッドの流れらしい。しかし私は童貞なのでいつか彼女ができた時にリードしたいと思っていた。なるべく本番に近い感じでエッチをしたい。だから先にベッドで本番までの流れを練習したい。そう嬢に伝え、手始めにハグ、そしてキスをした。なんか甘い味がする。すごい。それからベロチューへと移った。ここへ来る数週間前におっパブで初ベロチューを経験した時にも思ったのだが、ディープキスはかなり相手の歯の存在を感じるものだった。
トゥース(歯ッ)!まぁそんなことで萎えることは全くないんですけれども。
夢中になって何分かキスをした。もうずっとキスでいいんじゃないかな。そう思いつつ嬢に促されて服を脱がしてゆく。ブラジャーのホックを外そうとしたのだが、なんと前についていたので戸惑った。フロントホック?知りませんね。脱がすと現れたのはDカップの生乳。これは公式サイトから得た情報だったが、実際に見ると綺麗だった。
この嬢の生乳は大きさと美しさの両方を併せ持つ♣︎
お互いパンツ一丁になるとベッドへ行き前戯を教えてもらった。まずは乳首を愛撫した。そこには夢中でしゃぶりつくる25歳児がいた。それから女性器への愛撫へと移る。嬢の恥丘は無毛で愛撫しやすかった。
あれがヴァギナ(膣口)、小陰唇、クリ(陰核)。僕は指さす股のサザンクロス(南十字星)。
まずは撫でるように女性器を触ると、それは湿っていた。ソープ嬢は事前に膣にローションを仕込むことがあるらしいが、それによるものか前戯によるものなのか分からなかった。クンニが少し疲れてきたので指で摘んだり押したりして刺激した。女性の陰核と男性のペニスは同じようなものとどこかで聞いたので、嬢のそれを刺激する際は極小のペニスを刺激するつもりで行った。皮の上からそれを押したり皮を剥いて摘んだりした。嬢からもっと強くしてもいいと言われたこともあり、意外と強めに愛撫してもいいのだと思った。それからローションを足して膣口に指を入れた。潤滑剤のおかげで指は難なく入った。恐る恐る挿入していたので中指の第二関節くらいしか入らなかった気がする。本番は最後まで入るのだろうか。Gスポットを探そうと腹側に指を向けた状態で出し入れし、それっぽいところをぐりぐりと押してみたが反応はよく分からなかった。記憶が曖昧なので、愛撫している時に嬢がどんな表情をしていたのか、どんな声を出していたのか、そもそも喘いでいたのか覚えていない。Gスポットの位置を素直に聞けばよかったのかもしれない。それからの前戯は右手は膣口を、左手は陰核の刺激に専念したが嬢の腰の震えからするに、陰核の刺激の方が感じていそうだった。愛撫に夢中でいると嬢から攻守交代を促され、フェラチオをしてもらった。これまで経験したそれの中で一番丁寧だった。速さに任せた強引なものでなく、勿論、歯が当たることもなかった。まず息子にキスするような優しい愛撫から始まり、咥えているときもゆっくりねぶり尽くしてくれた。その時、手が空いてたので嬢と手を繋いでイチャイチャ気分を味わっていた。それからゴムフェラという技で息子にコンドームを被せてくれた。エロ漫画でよく見る状況に感動した。それから筆おろしをしてもらった。筆おろしって聞くと騎乗位のイメージしか思い浮かばないんだけどこれって普通なのかな。そう、騎乗位で童貞卒業が行われたのである。嬢が上に跨った状態でギンギンの息子を膣口にあてがう。これもエロ漫画でよく見る光景だ。感動的だ。その後振り下ろされる腰。その時、「オナホールって本当に女性器を模倣したモノだったんだ」と大人用玩具製作会社の企業努力に感動した。カニカマを先に食べた人が蟹を食べた時ってこんな気持ちなのだろうか。それはそうと意外と刺激に耐えられることに気づいた。というか何なら自分のペースで動かせるオナホールの方が身体に馴染んでいるためか気持ち良い気がする。
偽物が本物に敵わない、なんて道理はない。
エロ漫画で、挿入した瞬間に「あったかい…」とか言ってすぐに射精するシーンがあるがそうはならなかった。体温が殆ど同じだったのだろうか、あまり異物に挿入してる感覚がなかった。まさに一つとなっていた。
 
嬢が思ったより速くピストンしている最中、自分の日輪刀のキレが悪くなっていくのを感じた。気持ちはいいのだが、なんだろう。リードされているからだろうか。心の中の冨岡義勇がエッチの主導権を嬢に握らせまいとしているのか。このままでは萎えてしまう。死んでしまうぞ杏寿郎。上になれ。正常位の鬼になると言え。上限の…参?どうして今ここに…
 
ここで体位の変更を提案できれば良かった。最高の悔いのないソープランド体験になっただろう。
でも、そうはならなかった。ならなかったんだよ、ロック。だからこの1回戦は騎乗位でお終いなんだ。
始めは勝手が分からないだろうからリードしてあげようという嬢の配慮で行われた騎乗位がこんなことになるとは。僕の竿時計の感覚ではそろそろ発射しておかないと2回戦が厳しそうだと感じ、せめてもの抵抗(?)として嬢に射精のカウントダウンをお願いした。抵抗どころかフィニッシュの主導権も握らせてる。カウントダウンが10から始まり、ゼロに至るまではゆっくりカウントされたりカウントのリセットが起こったりすることなく(当たり前だ!!!!!)、天国へのカウントダウンは終わった。イっけぇぇぇぇぇ!
 
絶頂時、騎乗位の体勢では難しかったのか、禁術ともいえる足ピンをしてしまった、不覚。そして自分の息子を見ると今まで着けていたゴムがなかった。何故?確かに着けていたはずなのに。そう思って嬢の秘部を見るとゴムが中に残っていた。それが嬢の締め付けの良さを表現しているようでえっちだった。ところで絶頂を迎えた後も賢者タイムが来なかった。竿時計はやや萎縮しながらも気持ちは2回戦に挑めそうだった。だけれどがっつき過ぎるのもなんかやだなと思いベッドの上でイチャイチャしていた気がする。インターバルの間に嬢が冷たいお茶を出してくれた。プレイ後も気を使ってくれて人の温もりを感じた。
それから1回戦が終わり、マットプレイをお願いした。嬢が準備するのを湯船に浸かって天竜人の気分で傍観していた。最高だえ(最悪である)。準備が終わると、まずマットの上にうつ伏せになった。そこで嬢がローションを私の身体にかけるのだが、とてもくすぐったかった。メープルシロップをかけられるパンケーキもこんな気分なのだろうか。それから嬢が自分の身体でローションを塗りたくった。柔らかい身体が気持ちいいのはもちろん、たまに当たる固いヘソピアスもアクセントになり良かった。
 
そしてなんと嬢は私の耳を舐め始めたのである。あっ、ここでいう耳舐めとは音声作品で行われるような、あっ深い部分まで舐めるものではなく、あっあっ、やや浅めの部分を舐める、若干あっ、やや衛生的な方法ではあったのだが、あっ、私をポックるにはあっ、あっ、あっ、十分な快楽だった。
 
当然息子は完全復活し2回戦に突入。騎乗位再来。正直、別の体位でしたかったがマットの上のため初心者が動くのは危険のため身を任せる。1回果てた後だがマット効果のおかげか絶頂しやすくなっていた。
もう先は長くないことを嬢に伝えると、「イッていいよ」と言われ早々にバスターコールじゃけぇ。
早々に射精してしまう。そのためかコンドームの中に精液は殆ど無く、嬢は若干拍子抜けしていたように思えた。俺、悔しいよ。そしてとうとう賢者タイムが来るかと思いきや、来ない。
 
妙だな、倦怠感を感じねえぞ。もう2回出したってのになにを興奮してんだオラ。メチャクチャな卒業式のせいでおかしくなっちまったのかな。
 
2回戦後もビクビク私の竿時計は時を刻む。止まる気配がない。この衝動をもやもやしながら抑えることになった。
2回戦が終わり、マットの片付けをしている間もやはり湯船で嬢を傍観していた。3回戦に突入したかったが時間的に厳しかったので断念した。それに嬢は一回も絶頂を迎えてない一方、こちらは二回果てている。キルレゼロである。
そうして身体を拭き、パンツを履く。そこでふと気づく。パンツに染みができていたのだ。おそらく前戯の際にカウパーが溢れたのだろう。若干の不快感を伴いパンツを履く。それから時間が来るまでの間いちゃいちゃを楽しんだ。別れを惜しみながらハグやベロチューをした。
時間になると、受付まで嬢が付き添ってくれた。ここで嬉しかったのが、なんと帰りのエレベーターでもキスをしてくれたのである。最後までサービスたっぷり。トッポもびっくりである。息子が大きくなりかけたのを嬢に指摘されて少し恥ずかしかった。
 
終わってみればあまりに呆気なく、童貞卒業したと感じない。正常位や後背位などを経験しなかったこと、相手をイかせられなかったことなど後悔はある。この戦の最大の敗因は、様々な体位をしたいという欲求と、せっかくだからマットプレイを試したいという欲求を2つとも満たそうとしたことだと思う。何も捨てることができない人には何も変えることができないとアルミンも言ってる。
最終的に童貞を卒業したという結果だけが残った。
空の雲はちぎれとんだ事に気づかず。消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない。結果だけだ。この世には結果だけが残る。
プレイしていた記憶が曖昧になってゆく。そしてDの意志はいまだ胸の中にある。
「また行きたいな」
心残りはあるのでそう思ってしまった。人の夢は終わらねぇ。次は70分で2回戦で十分、つーかそれが限界。特級過呪怨霊、素人DTの誕生である。